酸っぱいものが平気になってきた話
こんにちは、すみれです。
特に変化もなく何も書くことがなかったのでブログの意味ぃ…とか思いながら日々を過ごしていました。
そろそろ薬を飲み始めて4ヶ月が経つんですが、ふと気がつけば食の好みがだいぶ変わったように思えます。
以前は酸っぱいものがとにかく苦手で、よくこんな酸っぱいものを食べられるなぁなんて思っていたのですが最近は美味しく感じられるようになったことに驚いています。
酸っぱくて食べられないと思っていた梅干し、ラズベリーソース、果物が全部マイルドになって甘さすら感じてこれがADHDのせいなのかストレスで過敏になっていたのかはわかりませんが好物に変わってきました。
味覚が曖昧になったとかじゃなくてちゃんと全部の味がわかりやすくなったという感じです。今まで酸っぱいものは酸味だけが突き抜けていてそれ以外の味がわからなかったものが甘みとか素材の味とかがしっかりわかるようになって色々避けていた食材にも関心を持って食べることができるようになったので嬉しい変化です。
投薬はいいことばかりではないけれど、こうやってどんどん生きやすく感じられるようになっていければいいなぁ〜…
次回はPMSと投薬のデメリットについて書けたらいいなと思います。
いつになるかわかりませんがお待ちいただけるとうれしいです。
なんだかなぁ、と思うこと
こんにちは、すみれです。
実は最近すごく憂鬱なことがあって塞ぎ込んでいました。
SNSで発達障害と診断された子が自死してしまったという事件が飛び込んできて、ツリーを見てげっそりしてしまったというかなんというか…
この手の話題は避けようと思っているのですがうまく消化できずにいるのでブログに書き残そうと思います。
この事件は少し前の出来事なんですが、若いバイク乗りの男の子がバイクで好きなところに行って好きな人たちに会うという素敵な企画から始まったものでした。
けれど、最初から診断結果に絶望して結果最悪な事態になってしまいました。
ちょうどその頃に私自身が検査結果が出た頃ですごく衝撃を受けました。
たしかに見ているポイントがズレていたり、うまく生きられないもどかしさしか感じていて私自身もよく消えたいと思うことがあります。気持ちはとても良くわかる。もしかしたらああなっていたのは自分自身かもしれないななんて思っていました。
なんとなしに寄せられているコメントを見れば彼を悼む言葉で溢れていたけれど、同じ発達障害を抱えた方のコメントが炎上していてなんだかなぁって思ってしまいました。
私は特に嫌味ともなんと思わなかったコメントは普通の人から見たら嫌味だとか空気が読めないだとか、これだから発達は〜みたいなことが書かれていたんですけれどこういう標的にされるから生きにくくて自死を選んだんだなって思って眺めていました。
食ってかかった人たちは亡くなった彼に対して相手の気持ちを考えていないとか、不謹慎だとか言うんですが実際彼の心を知るすべはないのにまるで代弁者のように語るのも不思議です。もしかしたら彼はなんにも思わないし、もしかしたら希望を持ったかもしれないのに勝手に一般論に当てはめて彼と同じ障害を抱える相手を非難するんですよね。
自分は周りと違うんじゃないかって不安はたぶん特有のものだろうし、普通っていう言葉に敏感になるような気持ちはわからないのだろうかと思ってしまったんです。申し訳ないけど。
普段の生活であればなにか変なことを言ったかとか、空気読めてないかとか、同じ失敗をしたとか色んなことを考えるし悩むんだけど、彼に関してはこちら側の悩みがわかるからつい肩入れしてしまう。
なんだか普通の人たちとの考え方の違いを突きつけられた気分だった。
これも勝手な被害妄想だけど、周りにこういうズレで迷惑と不快感与えてるんだけれど
そこで言葉や態度に出される前に気がつけたら障害でもなんでもないし、薬も飲まずに日常生活送れるんだよなって思ってしまう醜さが嫌だなぁって思いました。
それでも生きているから生きなきゃいけないわけで明日も生活があるので生きていきます。
なんだかなぁ、と思うこと
こんにちは、すみれです。
実は最近すごく憂鬱なことがあって塞ぎ込んでいました。
SNSで発達障害と診断された子が自死してしまったという事件が飛び込んできて、ツリーを見てげっそりしてしまったというかなんというか…
この手の話題は避けようと思っているのですがうまく消化できずにいるのでブログに書き残そうと思います。
この事件は少し前の出来事なんですが、若いバイク乗りの男の子がバイクで好きなところに行って好きな人たちに会うという素敵な企画から始まったものでした。
けれど、最初から診断結果に絶望して結果最悪な事態になってしまいました。
ちょうどその頃に私自身が検査結果が出た頃ですごく衝撃を受けました。
たしかに見ているポイントがズレていたり、うまく生きられないもどかしさしか感じていて私自身もよく消えたいと思うことがあります。気持ちはとても良くわかる。もしかしたらああなっていたのは自分自身かもしれないななんて思っていました。
なんとなしに寄せられているコメントを見れば彼を悼む言葉で溢れていたけれど、同じ発達障害を抱えた方のコメントが炎上していてなんだかなぁって思ってしまいました。
私は特に嫌味ともなんと思わなかったコメントは普通の人から見たら嫌味だとか空気が読めないだとか、これだから発達は〜みたいなことが書かれていたんですけれどこういう標的にされるから生きにくくて自死を選んだんだなって思って眺めていました。
食ってかかった人たちは亡くなった彼に対して相手の気持ちを考えていないとか、不謹慎だとか言うんですが実際彼の心を知るすべはないのにまるで代弁者のように語るのも不思議です。もしかしたら彼はなんにも思わないし、もしかしたら希望を持ったかもしれないのに勝手に一般論に当てはめて彼と同じ障害を抱える相手を非難するんですよね。
自分は周りと違うんじゃないかって不安はたぶん特有のものだろうし、普通っていう言葉に敏感になるような気持ちはわからないのだろうかと思ってしまったんです。申し訳ないけど。
普段の生活であればなにか変なことを言ったかとか、空気読めてないかとか、同じ失敗をしたとか色んなことを考えるし悩むんだけど、彼に関してはこちら側の悩みがわかるからつい肩入れしてしまう。
なんだか普通の人たちとの考え方の違いを突きつけられた気分だった。
これも勝手な被害妄想だけど、周りにこういうズレで迷惑と不快感与えてるんだけれど
そこで言葉や態度に出される前に気がつけたら障害でもなんでもないし、薬も飲まずに日常生活送れるんだよなって思ってしまう醜さが嫌だなぁって思いました。
それでも生きているから生きなきゃいけないわけで明日も生活があるので生きていきます。
治療薬を飲んでみての感想
こんにちは、すみれです。
投薬を初めて1ヶ月半経ったので感想をまとめてみました。
メリット
・頭の中が静かになった
・集中力が続くようになった
・夜きちんと眠れるようになった
・体調不良に早めに気づくようになった
・音、光への過敏が軽減された
デメリット
・食欲が落ちて調子が悪いと1日一食生活が続く
・気圧に敏感になった
・頭痛、体調不良が頻発
基本的にはメリットが大きいので今後とも続けていきたいと思いました。
特に眠れないストレスと、寝ないのは生活が不規則なせいで努力不足と言われることが少なくなったのは大きいです。
あとあれこれ考えててひたすら頭の中がこんがらがっていたのが解消されてよかったなと思います。
全体的にストレスや生きるために必要な行動が取れるようになったおかげでイライラしたりとか、「こだわり」のような固執に近い感情が薄まったのですごく気が楽になりました。
デメリットは多少あるけれど、正直以前の思考や肉体的な不具合に悩むより全然いいです。
前回の記事で創作がしにくいと書きましたが、自分のやり方を変えたというか煮詰めて煮詰めて一気に形作るという手法に変えたら以前の様にとは言えませんがそこそこ楽しんで取り組むことができています。
投薬を始める人は薬の量を調整し終わるまでは仕事を休むか無理をしないというくらいの環境で始めた方がいいかな、と思いました。
単純に私自身が検査を受ける前から酷くナーバスになっていて、少しの変化でメンタルにダメージを負いましたし、体調不良が2週間くらい続いたので仕事を続けていたら持ち直すのにかなり時間がかかったと思います。
もっと早く投薬をしていたら世界がどんどん変わったと思いますが今より早いことはないのでタラレバはこれくらいにしていきます。
次回はまわりと感じた違和感について書いていけたらいいなと思います。
読んでいただいてありがとうございました。
薬を飲んでみて思う事
こんにちは、すみれです。
投薬治療を始めて3週間ほど経ちました。
少しだけ思ったことを書いていきたいと思います。
まず薬を飲み始めて思ったことは世界はこんなにも静かだったのかと感動した事でした。
いつも音が溢れていて、色の洪水、光の強さ、五感で感じる全てが恐ろしいほどに心を動かして常に疲れ果てていてストレスで定期的に寝込むのが常でした。
けれど薬を飲んでしばらくするとそれらの感覚が全て遠くなって静かになりました。
頭の中が空っぽになるとはこんな感覚だったのかと酷く感動したことをここに書いておきます。
けれど、それと同時に今までの自分が一から作り変えられていくような感覚もするのです。
趣味で創作をしているけれど、創作に対する思いも、熱意も、全部遠のいて何もかもやる気もなくなって今までどうやって物を作りだしていたのかがわからなくなりました。
自分の好きでいた世界からはじき出されたような気がしています。
それでも無理矢理に作り出さなければならない状況がしんどい。
普通の人の世界は生きるにはとても楽だけれど、自分が好きで身を置いていた創作の世界には酷く生きにくいものをもたらしたのだと思います。
少しだけ憤りを吐き出させてもらいました。また、気が向いたらブログを更新していこうと思います。
お付き合いいただけたら幸いです。
検査期間長すぎ問題
こんにちは、すみれです。
今回は検査までにかかった時間と費用について書いていこうと思います。
結論から言うと期間は約1カ月、費用は1,8万円ほどでした。
結果が出るまでに病院へは3回通い。3回目で結果を教えてもらうことができました。
では、これから検査~結果までの流れを詳しく書いていきます。
昨年鬱状態になって転職をしたのですが、どう考えてもミスが多く元からない自信も気力もガリガリと削れていきました。
詳しいことは前回の記事で書いてありますが、本当に周りや職場に迷惑をかけていたと思います。
このままじゃいかん!と思い立って以前通院していた電話をしたのが9月の中頃。
そこでADHDの検査をしたいと相談してみたのですが、担当者が不在ということで後日詳しい相談と予約日を決めることになりました。
その後、無事に予約を取れたのですが約2週間後と割と先の日程しか開いていませんでした。なるべく早めに受けたかったので提案された日程で予約をすることにしました。
1回目の検査
・カウンセリング
・肉体的な検査(CT、血液、尿検査)
・担当医による問診
大体こんな感じです。
カウンセリングは担当医ではない先生に子供の頃の話とか、どんなことで困っているかみたいなことを聞かれました。
検査はメンタルの不調が身体に何か悪影響を与えていないかの検査だったのらしいですが、これは病院の方針によると思うのでないところはないです。
健康診断くらいの気持ちで受けていたんですが、CTって何回体験してもどきどきわくわくしちゃうからメンタルが小学五年生くらいなのかもしれません。
最後に担当医との問診ですが、面談みたいなものでした。最初カウンセリングで聞かれた事とかの確認くらいで済みました。
この問診の際に発達障害の特徴に当てはまるから検査をしてみましょうという話になり、2週間後の通院で検査をすることが決定しました。
2回目の病院
この日は本当に検査だけでした。
専門の先生と個室で知能検査、自閉症、ADHDの検査をしましたがやっている時に、こんな問題も解けないのかとか、これでIQ低すぎとかっていう結果が出たらどうしようってずっと考えていました。
問題を進むたびにメンタルが削られていくような感覚がしてできれば二度とやりたくないなって思っています。
これが大体1時間半くらい掛かりました。
結果が出るのが一週間後とういうことで来週の予約をして帰りました。
3回目の病院
担当医から結果を聞かされました。
結果はADHDですねという割とあっさりした結果でした。何が苦手で何が得意か、私の不得意分野は簡単にいうとおっちょこちょいとの事でした。
この時に今後について2つの提案をされました。
1つ目は投薬治療をするかどうか
2つ目は職場の環境を整えてみるのかどうか
という提案でした。
投薬をすれば散漫になりがちな集中力を少しだけ長く継続させられるようになるけれど、脳に直接作用するから副作用も出ると説明をされましたが一も二もなく頷いていました。
2つ目の職場の環境を整えるというにはあまりにタイミングが悪く、丁度内定が決まったばかりだったのですが上司と相談してみますとは言ったけれど、心の中では辞退しようともう決めていました。これもそのうち詳しく書けたらいいなと思うので割愛させていただきます。
結局方針としては投薬を続けながら、定期的に通院をしてメンタルの不調が出ていないかを確認しながらやっていくことになりました。
9月に電話を掛けて、26日に1回目の病院、10月12日に2回目の病院、10月20日に結果が出ました。
初診料とか検査で約15,000円
ADHDの検査で1,600円
結果を聞きに行って1,800円
くらいだったと思います。初診料とCTがエグい金額だったので病院によってはもっと安く済みます。
ちなみに今回検査結果が出るまでにかなり時間が掛かっていたので金銭面よりも、違ったらどうしようとか、知能低くて別の問題が出てきたらどうしようってずっと悩んで眠れなかったからそっちの方がつらかったです。
でも長年悩んでいたものに名前が付いて少しだけすっきりしています。これからどうするか全然決まってないけど、お付き合いいただけたらうれしいです。
36歳でADHDの診断を受けました
はじめまして、すみれと申します。
36歳でADHDの診断を受けました。
以前から疑いはしていたのですが、診断を受けて違ったら怖いとか、自分の努力不足だと思いこんで病院に行くのを躊躇していました。
けれど、周りの為にも自分の為にもきちんと検査をしてもらおうと決意をして病院へ検査を受けに行きました。
今回は何故検査を受けることになったのかをお話しようと思います。
①疑惑
以前から仕事でのミスが絶えず、人間関係も上手くいかないことにずっと悩んでいました。
何故同じミスを繰り返してしまうのか、上手くまわりに合わせられないのかと自分を責める日々が続きました。
そんなある日、テレビで大人の発達障害という特集を見ました。その時はそんな人もいるんだと軽く流し見ていたのですが時が経つにつれて、アレ?もしかして私もそうなのかな?と思い始め情報を集め始めます。
youtube、ネット、ブログ、いろんなものを見てなんとなく当てはまる様な誰にでも当てはまる様な…
うっすらと自分を疑いながらも自分が発達障害かもしれないという不安と、検査を受けて違ったら怖いし恥ずかしいという思いで中々病院に電話を掛けることができずに数年経ちました。
そんなある時、私のケツを蹴っ飛ばすような出会いがありました。
②推しに出会う
お恥ずかしながらいい歳をぶっこいてVtuberにドはまりしてしまいました。
そのVtuberの方は自身がADHDであることを公表して、たまにとんでもなく病むけれど楽しい配信を続けていてこの障害について少しだけポジティブに考えられるようになりました。
また、SNSでファンの人たちと交流していくとADHDの診断を受けた人が沢山いて色んな話を聞くうちに自分もしっかりこの疑惑と向き合おうと思えるようになりました。
ありがとう、推し
ありがとう、皆
③病院へ電話を掛ける
腹を括ったアラサーの行動は早く、翌日には病院に電話を掛けていました。
これが2022年9月のことです。
以前通ったことのある精神科だったので割とスムーズに予約が取れました。
看護師さんや、先生たちがやさしくてめちゃくちゃ助かった…
⑤診断が下る
約一ヵ月ほどかけて検査を受けて、ついに検査結果が出ました。
やはりADHDとASDグレーの診断が下り、すごくショックを受けました。それこそ診察室で泣いてしまうくらい。
やっぱりそうだんだっていう感情と今日から障がい者として生きていくのか、とか内定をどうしようとかいろんなことを考えました。
そんな私に先生は二つの対応策と、これからの話をしてくれました。
一つは薬物療法、もう一つは職場の環境を整える方法。
けれどこの時私は後者は絶対にありえないと思っていました。何故なら内定の決まっていた職場は人数が少なく、人のフォローをしている余裕がない上に責任が重い仕事だったからです。
診断が出た瞬間に内定終わったなって思いました。無理を言って居させてもらっても迷惑がかかるし、理解を求めても相手の負担になるのが嫌だなってそんな事ばかり考えていました。
それを察したのか先生はあまり深く突っ込んで来ることはありませんでした。
結局私は内定を辞退して、薬物療法を開始しました。
マイナスな事を書きましたが、薬物療法を始めて生まれて初めて見た静かな世界やクリアな思考に感動して病院に行ってよかったなって思います。
常に頭の中で流れていたBGMは消え、家電の稼働音とか足音とか、人の気配とかが遠くなって世界ってこんなに静かで過ごしやすかったんだって気が付いてずっとずっと過ごしやすくなりました。
これから徐々に薬の量を調整していくことになるのですが、少しでも普通に近づけるならそれは素敵なことだなって思います。
もし、周りと上手く足並みを揃えられないとか、仕事で同じミスを繰り返してしまうと悩んでいるなら一度勇気を出して病院に行ってみることをおすすめします。
もしかしたら自分の心がすっと軽くなる様な事があるかもしれません。なにより、原因がわかれば対処法や悩みを共有するこができるようになると思います。
現実を突きつけられてまだ一週間も経っていないので感情の整理がついていないので支離滅裂ですが、少しでも誰かの役に立てればいいなと思ってこのブログを書きました。
次回はどんな検査をしたのかとか、費用についてお話したいと思います。
またお付き合いいただけたらうれしいです。